欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」 科学的事実が教える正しいがん・生活習慣病予防は信じて大丈夫なのか?

本屋で平積みにされているのを見てタイトルが気になったので即購入しました。でも読み進めていく上で非常に気になる点がありました。

アンチクライマックスに書いてしまいすが、この本って信じていい本なんでしょうかね?

一応、著者の奥田昌子さんの情報は事細かく記載されているし、大企業で予防医学をやっている現役医師という事で信頼がおけそうな気がするのですけど、個人的には非常に胡散臭い。

何が胡散臭く感じたかというと、糖尿病に関する記述です。

なんとご飯をしっかり食べないとダメ的な内容が断言されていて、インスリンの効果を凄く信奉しているんです。

これって、糖質制限の観点からすると明らかに大間違い。

以前も記事にした北里大学の糖尿病研究センター長の山田悟さんの著作の内容と逆です。

買ってはいけないvs糖質制限の真実のニコ生対談について

著者の信頼度からみても、どう考えても山田さんの方が信用できそうだし、糖尿病クラスタや妊娠糖尿病クラスタでは糖質制限で上手く行ったという報告が大量に存在します。

また、糖質制限食の第一人者である高雄病院理事長の江部康二医師が下記の様に断言しています。

糖尿病治療に関しては、07年まで糖質制限食を全面否定し、カロリー制限食を推奨していた米国糖尿病学会が、13年10月にガイドラインにおいて正式認可したことで、議論に決着がついた。

だからどう考えてもこれはおかしい、と僕は思うのです。

こうなると、一事が万事なのでアマゾンの書評欄をチェックしましたが、思った通り。

僕以上に疑念を呈している人がたくさんいます。

レビューの中には著者の奥田さんが医師かどうかすら怪しい、という人まで現れており、うさん臭さが加速します。

この奥田昌子「医師」の経歴、学歴、学位に関する疑義を記して、50日が経過したが、なんの反論も異論もない。
1.「医師」と称しているが厚労省の医師検索サイト検索できないのは何故か?
2.医学博士と称しているが、博士論文が検索できないのは何故か?
明らかにすべきである(2017-04-29追記)
—以下、元の投稿—
この奥田昌子なる医師は経歴を明らかにしていない。学歴は京都大学大学院医学研究科修了だけしか書いていない。「医学研究科修了」は、経歴にはなるけれど学歴にならない事を知らないのではないか?「医学研究科修了」=「医師」ではない。医学部を卒業して、医師国家試験に受からないと医師にはなれないはずである。どの分野の医学研究科に属していたかもも書いていない。つまり、何を研究していたのか書いていない。 出身大学は?卒業年度は? 研究経歴は?、全く不明である。科学に関する本を書くなら、これらを記すことは必要である。当たり前だが、どこの誰か「ワカラナイヒト」に科学を論じて欲しくない。そういう意味で、本書には必須事項が抜けているのである。内容も「無価値」である。断言できる。炭水化物を摂取させて、膵臓にインスリンを分泌させて、すい臓を鍛える?生物学の基本から外れる話である。一体、こんな事を、どこで学んだのかな?自分の研究論文も記してない。もしかして、あれれなのか、厚労省の医師検索でも検索できない。つまりこの奥田氏が医師とは確認出来ない。おかしいね。結婚して姓が変わったのかな?それにしても、内容が一般的に受け入れられていると思われる事と違う(間違っている)事が多数書かれている。この本に書かれている事を真に受けて、病気を悪化させたら、誰が責任を取るのだろう。「奥田昌子医師」だろうか?「講談社」だろうか?
簡単に言うと「赤信号でも車は止まる必要がありません」と言っているような内容が満載なのである。「赤信号でも車は止まる必要がありません」と書いてあるのを信じて、「赤信号を渡りました。ケガをしました。車にはねられました」として、その責を誰が負うかという話と一緒なのである。本書を信じ、病気が悪化する方が沢山いると思う。講談社の方の早期の対処が望まれる。

上記の書き込みを丸ごと信じるのは危ないので、自分でもニセ医師の見分ける為に厚生省の医師資格確認検索を試しましたが、いつも込み合っているようで良く分かりません。

ただ、僕自身が自分の身をもって体験し解説書レベルの勉強をしたのは糖質制限だけなので、この本に書かれている事の他がどうなのか、というのは判断がつきません。

しかし、色んな意味で不安を煽ったり、おかしなデータをつかったり、断言をするというのは科学的事実とはほど遠い姿勢のはずです。

ちょっと前に健康関係のキュレーションサイト(ウェルク等)が適当な情報を拡散して大問題になりましたが、医師が書いたらしい書籍でもこの有様です。

本当に信じるに値する情報は自分で様々な角度から検証しないといけないのかもしれませんね。

 

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1 個のコメント

  • 京都大学医学部の研究科は私立の医学部出身者でも入れますし、実際かなり多いです。常識的には、出身大学を記載して修了した研究科の大学名を記載します。出身大学名は記載したくなかったのでしょう。

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