ハードな糖質制限から始めて、現在はマイルドな糖質制限へとシフトした僕ですが、色々と知識が増えてきてから後悔している事があります。
後悔しているというのは、糖質制限をしたら体調が悪くなったからやらなければよかった、というマイナスのものではありません。
断糖や糖質制限の効果には満足しています。
むしろ入門書に書いてある通りの体調変化があったので、事前に血液検査など数値的な変化を調べておきたかったのです。
当時はうつで余裕も無かったし、ブログを書くことなんて予定していませんでしたから、計画的に数値の推移をチェックしようという発想はまるでありませんでした。
そこで、これから断糖や糖質制限をしようという人、現時点で始めたばかりという人はこちらの検査キットで自分の血液の数値をチェックしてみて下さい。
生活習慣病+糖尿病検査キット
このキットは非常に簡単に使う事が出来て、キチンとした管理医療機器承認番号も取得しているので安全です。
実際に食生活を変える前に数値をチェックすることで比較が可能になります。
検査キットの使い方は下記の動画のとおり。
ケトン体検査紙と合わせて使えば、かなり精密に糖質の摂取とケトン体、血液の数値の関係が記録できます。
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本当に糖質を制限すると検査紙の色が変わったり、血液検査の数値に変化が起きるのです。
これはサラっとしたダイエットやプラセボ的な健康食品の効果と大きく違う点だといえるでしょう。
断糖と糖質制限
ロカボなど摂取する糖質量を意識してコントロールする方法の言い方は色々ありますが、断糖も厳密な意味で糖質制限と使い分けされているわけではありません。
どちらも同じやり方の一側面に過ぎませんからです。
いわゆるハードな糖質制限の事をすべての糖を絶つという意味で断糖と言うようです。
マニュアルは糖質制限と一緒なのでどの手法が優れているという訳ではありませんが、糖質の摂取量を抑えた食生活を成功させるには実は断糖から始めた方が良いです。
断糖から始めた方が成功率が高い理由
何故かというと、糖質制限は非常に速い段階で効果を実感しやすいという特徴があるからです。
同時に米、パン、麺を食べない生活は1日でも厳しいと感じるものです。
そのため、モチベーションが高い最初のうちに厳しく糖質を絶ち効果を実感してから、モチベーションの低下に合わせ徐々に食べてもいい量を増やしていく。
これが糖質制限成功の鉄則です。
最初からいきなり米、パン、麺を食べないのは厳しいから徐々に減らしていく方針で取り組むとほぼ確実に挫折します。
始めて間もなく、もっとも糖質が食べたい時期が問題です。
こんなに食べたいものを我慢しているのに成果が出ないなら止めよう!と思ってしまうからです。
本当は徹底して糖を減らさないと、最初の苦しみに見合った成果は出ないのですが、成果が出ないうちはちょっと我慢でも耐えられなくなるもので、何かと止める理由を見つけてしまうのです。
そのため、断糖レベルの糖質カットから始めて、糖質制限への縛りを緩くしていく事をおすすめします。
断糖や糖質制限を始める前の注意
まず、自分が一型糖尿病でない事が大前提です。
書店で手に入るレベルの糖質制限の書籍の多くでは、糖質制限はほぼすべての人に推奨出来るし、糖尿病には非常に効果があるけれども、一型糖尿病は除くと記載されています。
また成功させるためには上記のように断糖レベルのハードな糖質制限から始める事です。
この時にサポートとなるのが、ケトン体試験紙やセルフ血液検査による数値チェックというわけです。
最後に
僕の場合、目につく糖質制限本はほとんど買っていますが、アマゾンの書評欄で非常に目立つのが糖尿病患者です。
成果が出ている、実感しているというプラスのレビューが非常に多いです。
内容的にもステマとは考えづらいと思います。
これはFacebookの糖質制限グループ内でも多いですが、糖質制限や断糖は高い確率で効果を発揮できていると確信しています。
体調を整えたいとかダイエットしたいという人だけでなく、糖尿病で苦しんでいる人には特に試してほしいと思います。