自宅で出来るライザップの感想と評判について

自宅で出来るライザップ 糖質制限

ライザップというとあのCMと高額ジムを即座に連想しますが、最近はちょっと違います。自宅で出来るライザップについて読んでみました。

僕が知る限り、糖質制限やライザップについての感想はおおむね2種類。

  • 糖質制限やライザップは詐欺であり、あんなモンに大金はらって体悪くするなんて馬鹿派
  • ライザップってCMが凄い印象的だよね派

前者はいわゆるネットにドップリ、自称情報強者の何でも悪意に捉えるタイプであり、後者があんまり深く考えないタイプとも言えますね。

ちなみに僕は今までは前者に近く、糖質制限は認めるけど、ライザップは高額な癖に低クオリティのトレーナーが罵倒しながらしごく悪質ジムくらいの印象を持っていました。

もちろん、今では完全に考えが変わっていて、とにかく糖質制限について何も知らない状態でも色々と教えてくれて期日までに痩せさせてくれるサービスであり、高額なのはコンサルと一緒で高ければ高いほどやる気になるという心理的な面が大きいと考えるようになりました。

仮にライザップのジムが週に2回で月4回、しかも指導が優しかったりしたら絶対に隠れ食いが発生して、目標にコミットできないサービスになっていたはずです。

厳しさが必要な人には提供すべきなんです。

しかし、これだけだと中間がありません。

自力で糖質制限出来るくらいのマインドはあるけれども、糖質制限についてはあまりよく知らないというタイプの人はライザップを選びません。

そこで、おそらく、ちょっと前に期間限定で発売されたライザップ提供の糖質制限コミットスイーツあたりから、方向転換が始まったと思います。

自宅で出来るライザップの感想

正直なところ、ライザップの原理は糖質制限に筋トレを組み合わせたもので、そんなに高度な事をやっているとは思えません。

数々の体験談を読みましたが、この点については確信を持っています。

そこで、ライザップがこんな本をリリースしました。

自宅でできるライザップ 食事編
ライザップ
扶桑社 (2016-06-25)
売り上げランキング: 23

 

自宅でできるライザップ 運動編
ライザップ
扶桑社 (2016-06-25)
売り上げランキング: 28

これってまさにライザップがやっている事をそのまま書籍にしたもので、きちんと内容に従って自助努力すればライザップのジムが不要になるくらいのクオリティの内容です。

こんな具合に細かく内容が書かれていて本当に読みやすいです。

食事ルール1 酒食を確実に抜く
食事ルール2 1日3食をしっかりとる
食事ルール3 タンパク質のおかずをメインにとる
食事ルール4 筋トレをする
食事ルール5 水分をしっかりとる
食事ルール6 体内時計をリセットする

ただし、何にはレビューで悪評を書く人もかなりいます。

ちょっと紹介しましょう。

レビューの悪評について

以前にも当ブログのコメントについてガチガチの反論をしたことがありましたが、まあ匿名でネットに悪口書くような人はこの程度だと思ってください。

自宅で出来るライザップ運動編

さて、どう思いますか?

数日で1kg痩せたとか2kg痩せたとか、そんなのは誤差の範囲だ水やご飯食べたら戻る
はっきり言って、お金の無駄、販売されたときに買ったけど
内容が薄い、運動のセット数の目安が少しなのに痩せると書いてある
私はこれを20セット毎日してるが痩せない、それに内容がダンベル挙げとスクワット、簡単なストレッチだけ
こんなのネットで調べればすぐわかることだ、ちなみに一日ご飯は1合の半分だけを朝と昼だけ、夜は野菜だけの生活をしている
こんな内容のネットで調べればすぐ分かるようなもんを買うより、ジョギングしたほうが確実に痩せる

もうね、言葉もないですよ。

全くライザップが推奨する糖質制限の食生活してないんです。

ご飯食べたら戻るって糖質制限なんだから当然でしょう。

主食を完全に抜くとか3食しっかりとるとか、タンパク質中心のおかずとか全く無視です。これで成果でないって星1つにするとかちょっとおかしい。

こんなレビューをかき集めて出来た2chまとめブログを読んで、漠然とライザップ=悪と思っていたのですから昔の僕も偏見まみれでしたね。

ただ、ライザップの手法は運動よりも糖質制限に比重が置かれていますから、食事編と運動編で分冊したのはもったいないな、と思います。

食事編にはこんなトンチンカンなレビューは少なかったですから、運動編だけを読んだ人が書き込んだのでしょう。もし仮に運動編だけで痩せると考えているのなら悪評も仕方ない部分があります。

結果的に運動編は誤解を招いてしまったのですから、分冊にせず1冊にまとめた方が良かったと思います。

ライザップのマーケティングと糖質制限の広がり

仮にライザップが広告打ちまくりで情報弱者を集めて、低クオリティのサービスを高額で売る!という詐欺的手法で経営しているのなら、こういった本をリリースするハズがありません。

まず間違いなく、ジム事業からもっと広くたくさんの人に糖質制限を広げていく方法にシフトしています。

その結果、糖質制限やライザップを知った人の内、数%の人がジム契約をしてくれると考えているのでしょう。

ひとりではできなかった?[ライザップ]他のジムとはここが違う。

同時に糖質制限のライザップフードにも力を入れていますから、期間限定で糖質制限するならノウハウやツールを全てライザップで揃えようという人も出てくるでしょう。

コミットスイーツで味のクオリティが高い事は証明されましたから、ダイエット食=まずいという先入観はぬぐえるはずです。

これってホントに賢い人がマーケティングしているな!と感じますね。

そして、ライザップが糖質制限の旗振り役になってくれるなら、それでいいと僕は思います。

糖質制限に関する無理解が少しでも払しょくされて、外食産業でも糖質制限メニューが増えれば、糖質セイゲニストにとっては都合の良い事だと言えます。

僕個人としても、コンビニの弁当で糖質制限食が欲しいですし、ブランパンはセブンイレブンやサンクスなどでも買えるようにして欲しいです。

現状は糖質制限者が少ないからビジネスにならないので、そういった食品が増えていませんが、数が増えればビジネスチャンスとして糖質制限食が増えていく事は間違いありません。

ライザップで糖質制限を知ったという人は是非自分でも試してみて下さいね。

間違いなく痩せますし、調子も良くなりますよ。

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