初心者には正しいフォームが取りづらく難しい腕立て伏せですが、プッシュアップバー(プッシュアッパー)を使えば効果的に筋肉を鍛える事が可能です。
器具を使わない通常の腕立て伏せに関しては以前解説しましたが、その中の膝付き腕立て伏せでもフォームに自信が無いという人はいると思います。
そんな人にはプッシュアップバーがおすすめです。
見ての通りプッシュアップバーは単なる取っ手ですが、取っ手を掴んで腕立て伏せする事で深く沈み込む事が可能となり、効果的に大胸筋に刺激を与える事が出来ます。
フォームが多少崩れても負荷が変わらないので大きなトレーニング効果が期待できるのです。
プッシュアップバーの使い方
基本的には両腕を広げた時、肘に辺りに来るようにバーを置いて掴みます。
そして、出来るだけ深く胸を沈ませます。
腕立て伏せの場合は自分の腕の長さの分しか上体を沈ませることが出来ませんが、プッシュアップバーを握る事で高さがプラスされて可動域が広くなるのです。
なお、バーの設置間隔を狭くして腕立て伏せすると、大胸筋の上部や上腕、肩に集中して刺激が与えられますが、広めに設置した方がトレーニング効果が高いでしょう。
プッシュアップバーによる可動域を意識した腕立て伏せ/大胸筋を鍛える
再生時間:3分13秒
動画でも説明している通り、非常に簡単ですが負荷はかなりのものです。
脚を伸ばした状態で腕を曲げるのが厳しければ、膝をついても構いません。
全力で10回出来る程度の負荷がかかれば良いです。
なお、動画再生時間の2分辺りでプッシュアップバーが無ければダンベルのプレートを重ねても良いと解説していますが、週刊少年ジャンプのような分厚めの雑誌を重ねて代用しても良いです。
安定していて高さが稼げるのなら器具を購入する必要はありません。
ダンベルと合わせてトレーニングを行うと一気に上半身の血流が良くなり体温が上昇します。
是非、自宅でのトレーニングに取り入れてみて下さいね。
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