うつと体の痛みやこわばりについて|改善する方法

首のコリ うつ病

うつが原因で発生する体の痛みやこわばりをはじめとする様々な症状について
改善する方法について解説します。

元々、うつ病というと主に心に関係する病気だと思われがちですが、
副次的に肉体の痛みをもたらす症状が現れる事があります。

神経が緊張する事で全身の筋肉が硬直して血行が悪くなり、
その結果として様々な痛みやからだの歪み、硬直といった症状が発生するのです。

うつ病として認定される基準には肉体的な痛みは苦痛が長引くという項目は
ありませんから、体が痛いからうつ病とは限りませんが、
うつ病が原因で体が痛くなっていたというのはあり得る話なのです。

どこにどんな症状が現れるか、というのは個人差があって一概には言えませんが、
肩こりや腰痛、足の疼痛などを訴える人が多いようです。

改善策について

脳内の神経伝達物質の乱れがうつ病の主な原因ですが、
体の痛みの直接的な原因は筋肉の緊張と血行不順です。

様々な要因によって体の神経が刺激されて痛みを感じるわけです。
つまり、SSRI等のうつ病の薬を飲み続けるだけでは解決しづらいと言えます。

うつ病の薬は直接的に脳内の伝達物質の再取り込み機能に働きかけるので、
筋肉や末梢神経には関係が無いからです。

そこへ付け込んで(失礼)、うつ病が原因と思われる体の痛みには、
この薬を飲みましょう、というのは個人的にはおすすめ出来ません。

僕の経験からして出来るだけ服用する薬は減らしたいですし、
お金もかかります。

うつの薬と血行を良くする薬を同時に飲む事で、
精神科の医師が予想していなかった症状がでるかもしれません。

だから直接的に痛みをなくすには、まずストレッチをしましょう。

ストレッチの効果はどれくらいで出るのか

どうしても抑うつ状態の時は体を動かしたくなくなって、
同じ姿勢を取り続けてしまいますが、それが痛みや歪みの原因です。

半ば積極的にでもストレッチで体を動かすことによって、
筋肉のコリをほぐし血行を良くすることで痛みを軽減できるでしょう。

どの程度ストレッチすればいいのか?

これも個人差があって何とも言えないところです。

ただ、腰が痛いなら腰痛対策、肩が重苦しいなら肩こり対策と、
症状に応じたストレッチをするのが良いです。

短時間で全身をストレッチする方法として下記の動画が参考になるので、
ご覧ください。

短時間で全身を伸ばす「クイックストレッチ」
再生時間:3分24秒

おそらく全身ストレッチの動画でもっとも短いものです。
動画を見ながらわずか3分で済みます。

休み時間にでも直ぐに出来る点が良いですね。

他にも1時間もかかる念入りなストレッチがあります。
正にスポーツ選手向けですね。

60分ストレッチ 全身を徹底的にストレッチする
再生時間:1時間1分

これがもっとも念入りに説明している動画です。
首から始まって部位ごとに分けて説明しているので必要な所だけ参考にするのも良いでしょう。

一部筋トレの要素も含まれますが、きっちり行う事で体全体の血のめぐりが良くなって、
ポカポカとしてきます。

これまではこういったストレッチ法は本を見ながらフォームを取っていましたが、
今ではyoutubeの動画をスマホやタブレットで見ながら参考に出来るので、
かなり実践しやすくなっていると思います。

非常に有効なストレッチなので是非一部だけでも参考にして下さい。

改善策としてのヨガ

ストレッチは運動工学やスポーツ科学に基づいた技術ですが、
古来からの知恵としてヨガも再注目を集めています。

ヨガというとスパッツを穿いた女性がスタジオでアーサナ(フォーム)を
取っているイメージがありますが本来は男女の区別なく実践可能です。

僕はヨガ道場とホットヨガの両方を経験したことがありますが、
ヨガのストレッチはフォームよりもむしろ呼吸を重視するように思えます。

ヨガ道場やヨガスタジオで教えているヨガはハタ・ヨガと言って、
体を鍛え調子をよくするヨガで、本来は瞑想に耐える肉体作りとしての役割があるからです。

おそらく瞑想の実践が前提だから呼吸が重要なのでしょうね。

ヨガ系のストレッチで参考になるのがこちらの動画です。

ウォームアップヨガ(フルレッスン・25分)
再生時間:23分26秒

ヨガを始める時の準備運動的なヨガですね。
このウォームアップが終わってから難易度の高いアーサナを行うのです。

準備運動的なものですが、全身を使っているので非常にお勧めです。
動画を見ながら無理の無いよう実践してみて下さい。

ストレッチで重要なもの

なお、ストレッチでもヨガでも動画を見ていると何かマットを敷いているのが
目に入ると思います。

あれはヨガマットです。

ちょっとした厚さのある樹脂のマットで、
これを使えば硬い床の上で肘や膝をついても痛くありませんし冬でも冷たくありません。

ヨガマットは非常に安価なので1枚持っておくと運動の際に使えるのでお勧めです。
なによりいつも視界に入る所においておけばストレッチする気にもなりますから(笑)

 

 

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