うつ病は完治するのか?治るまでの期間について

元気に咲くひまわり

うつから復帰するにはコツがありますが、
完治したから二度とぶり返さないとは言えないですし、
以前と同じ状態になるかは別の問題だと思うのです。

色々と調べてみたところ、
うつになると完全に良くなるまで3年はかかる、という意見が多いようですね。

しかし、それとは別に一度うつになったら、
一生付き合わなければいけないという意見もあるようです。

全く真逆の意見があって、どちらも一定の説得力があるように思えます。

では、どっちが正しいのかと言うと、
どっちも正しく無いというのが僕の見解です。

うつが治るというのは風邪や骨折とは違って、判断基準が曖昧ですし、
病気を経験する事で以前の自分とは考え方が変わってきます。

僕の場合はそれが顕著で、病気前はうつ病は負け犬の病気とか、
詐病ではないかと疑っていたくらいです。

自分が病気になって初めて辛さとか、周囲からの扱いが変わる事による
先行きの不安などを身を持って味わうことになります。

現在は社会的にも復帰して、うつが完治しましたが、
病気前の自分と同じ状態かというとちょっと違います。

病気を境に考え方が大きく変わりましたし、
本当に時々気分が落ち込む事があると、
「うつがぶり返したのか」と心配する事もあります。

この状態をうつが完治したと見做すか、まだ引きずっていると見做すのか、
人によるでしょうし、基準は無いと言えます。

気の持ちようが大事

結局、こころの病気は最終的に本人の気の持ちようになってきます。

治る治らないで言えば確実に治る病気ですが、
本人が病気の自分にフォーカスしすぎて症状が悪化する事もあるでしょう。

特に2chのメンタル系の掲示板などは、うつが治らないとか、
お先真っ暗で不安だとか、おクスリ自慢や症状自慢などが溢れています。

療養中にこんな情報ばかりを摂取したら、
ふとした拍子に自分にも当てはまる症状を発見してしまいます。

例えば家庭の医学という昭和のベストセラー本があります。

かつては一家に一冊レベルで普及していたようですが、
今はあまり見ませんね。知らない人も多いでしょう。

これは病気のカタログみたいなもので、熱が出た、お腹が痛い、
手足が痺れるなどの様々な体の不調が出た際にチェックする為の本です。

総執筆者数170名
保健同人社 2008-10-20
¥ 5,775


しかし、家庭の医学で調べれば原因と対処法が分かって安心!となるかといえば、

必ずしもそうはなりません。

発疹が出たという症状だけでも、蕁麻疹やアレルギーだけでなく、
皮膚がんまで網羅していますから、
調べれば調べるほどに最悪の状況まで想定してしまいます。

安心して元気になるどころか不安でたまらなくなってしまう、
人によってはそんなトラップのある本なのです。

ネットにあふれる大量の情報も似たようなものです。

特にメンタル系の掲示板などは愚痴や煽りの坩堝と化していますから、
書いてある事全部を信用するのは危険です。

書き込みの中には面白半分に人格否定で煽るような文言も多いですし、
不快な気分になる事間違いありません。

本当にうつを治したいと思うのだったら、
病気に浸っているような人が発する情報はシャットアウトした方が良いです。

代わりに復帰した人の情報を集めましょう。

完治に要する時間

休職中で復職を前提にしている人や、退職して療養している人が一番気にするのが
どれくらいで調子が回復するのか、完治に要する時間です。

今日は調子がいいな!と思って電車に乗ったら、
吐き気や冷や汗が止まらなくなったり、次の日には起き上がれなくなったりと、
うつの症状は右肩上がりに改善していくものではありません。

一進一退しながらも徐々に改善していくイメージを忘れないで下さい。

風邪の場合は熱が引いたらほとんど後戻りする事は無いですが、
うつの場合は違うのです。

前日よりも調子が悪くなると焦りが生まれますが、
うつの症状は全体的に改善に向かっていくので必要以上に不安にならない事です。

そして期間の目安も特にありません。

うつになったらその後は最低でも3年は治らないと聞くと、
3年は本調子ではないと自分で自分を病気の状態に押し込めてしまいます。
うつと一生付き合うなんて情報を信じてしまったら、その弊害は大変!

意識が向くのは不自然だからです。

本当は治ったか引きずっているか意識しないレベルで生活するのが一番ですから、
深く考えすぎないようにしましょう。

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