以前の記事で少し触れた糖質制限とうつについての体験談を書いてみました。
うつでつらい!みたいなブログを見てもあんまり触れてないんですよね。
不思議な事にパキシル○○mg飲んだとか、医者にこんな事言われたとか、
将来不安だ、みたいな記事は沢山あるのですけれども、
食べ物についてはほとんど触れられていません。
精々うつで食欲がない時は?とか、
食べ過ぎてしまう、みたいな感じですね。
「うつ ブログ」などで検索して上位に出てくるサイトでも触れられてないので、
個人的にはかなり違和感があります。
逆に「砂糖 うつ」で検索すると、今度は山ほど出てきます。
この検索結果から分かる事は、
うつ病に悩んでいる人の中でシュガーカットした人は、
かなりの確率で心身ともに変化が現れているけれども、
実際に実践した人はかなり限られるという事です。
僕としてはシュガーカットよりも更に一歩進めた炭水化物カット、
糖質制限まで進めてほしいと思うのです。
そして、砂糖の摂取がうつ病の原因の一つである可能性について、
もっと知ってもらいたいと感じます。
糖質制限とシュガーカット
シュガーカットは読んで字のごとく、砂糖が大量に含まれる食べ物を避ける事です。
僕の場合だったら毎日必ず1パック飲んでいたコーヒー牛乳や菓子パンですね。
清涼飲料水は全てアウトですし、チョコレートや菓子パン・ケーキの類もダメです。
シュガーカットは嗜好品を止める事とほとんど同じです。
それを一歩進めた糖質制限は砂糖だけでなく炭水化物をカットします。
何故なら砂糖も炭水化物も分解されると体内でブドウ糖に変化するからです。
何を食べてよくて、何がダメなのかはこちらの記事をご覧下さい
うつ病患者は全てを搾取される
まず、糖質制限で食べてはいけないものを改めて確認しましょう。
- ごはん
- パン
- 麺類(パスタ・ラーメン・ソバ・うどん)
- 砂糖の含まれる食物
実にシンプルですが、コンビニに行けば食べられない物の多さに
びっくりするでしょう。
ほとんどべての商品に大量に糖質が含まれているからです。
こんなに沢山の糖質ばかりを無自覚に食べていたら、
調子が悪くなるのも分かるというもの。
飢餓を克服して、豊かな食生活をしていると思っている僕らですが、
食べ物のほとんどが糖質に変わってしまっていたのです。
栄養失調や低血糖の問題についてはこちらの書籍が詳しいので、
糖質制限について本当に大丈夫だろうか?と疑念がある人はチェックすると良いです。
本当に驚きますよ!
砂糖の危険性についてはこちら。
そして更に海外書籍です。
こちらは小麦に含まれるグルテンの危険性について書かれた本ですが、
生田先生の書籍とも通じる部分があります。
凄いのは冒頭でこんな感じの事が書いてあります。
長い寿命・病気の克服・空腹の克服など
原始人が今の我々の暮らしを知ったら驚き羨ましがるに違いないだろうけど、
一方で認知症や糖尿病・肥満などの病気を知ったら、
自分たちには無い病気がどうして生まれるのかと震えあがる。
確かにその通りで、病気になりづらく、回復しやすいよう医療は進歩しているのに、
どうして新しく生まれた病気に脅かされなければいけないのでしょうか。
その原因が小麦(グルテン)の大量摂取にあると主張するのが本書です。
書籍中ではパンはNG、コメはOKと分類されていますが、
糖質制限という枠では両方NGですから注意して下さい。
この本はアメリカのベストセラーで大きなインパクトがありました。
向うではグルテンパニックだそうですよ。
そして最後がこれです。
この3冊を読むと、どうして砂糖が規制されないのかよく分かります。
結局はお金なのです!
分かりやすく極端なフローチャートを作ればこうなります。
消費者に砂糖を過剰摂取させる
↓
消費者が依存症になるので商品が売れる
↓
砂糖の過剰摂取で低血糖症になったりうつ病を発症する
↓
病人に患者に高価な薬が売れる(うつ病・糖尿病・・・他)
これによって常に食品・医療関係のビジネスは回り続けるというわけです。
うつ病患者はこのサイクルと同時に巨大なビジネスマシンを動かす燃料として、
活力を消費されてしまっているケースも多いハズです。
この図が見えてきた時、ホントに恐怖しました。
これじゃ奴隷以下、家畜じゃないかと。
うつ病はビジネスの種だといった苫米地博士の言葉の説得力が増しますね。
自分の人生をデザインする
抑うつ状態、うつ病の人はまずはシュガーカットをして下さい。
これによって依存症ビジネスの被害者である事から逃れられますし、
抑うつ状態が改善してくるはずです。
そして次のステップで糖質制限を行うのです。
手引書としては本作が非常に分かりやすいのでお勧めです。
砂糖は脳のエネルギーとか、ブドウ糖が無いと頭が働かないとか、
ご飯を食べないと病気になるという一般論は真実の一部だけだと思います。
実際にご飯をしっかり食べ、たまには間食していても抑うつ状態だったり、
体調が思わしくない場合がほとんどですから、
食生活を変えてみて下さい。
物凄くハッキリとした体感が得られるでしょう!
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