うつ病の人が続けられる仕事は何だろうか?回復後のキャリアについて

ビジネスの人々 の若い男の笑みを浮かべて

ブログを始めてから結構相談を受けるのですが、一番の悩みと言ったらコレでしょう。

うつ病の場合、最優先かつ緊急の問題としては自殺しない事。

そして回復する事を優先して治療を受ける事です。

しかし、少しづつ良くなってきてから不安が首をもたげてきます。

  • 職場に戻れるのだろうか?
  • 復帰したら居場所はあるのだろうか?
  • 転職するとしても受け入れ先はあるのだろうか?
  • そもそもサラリーマンが向いていないのではないか?
  • 一生うつと向き合わなくてはいけないなら、どうやって生きていこうか?

これはうつ病を患ったことがある人なら100%、確実に考えたことがあるはずです。

復帰したい!ちゃんと生きて行きたい!と、考える人ほど悩むはずです。

僕の実経験からうつ病回復(寛解)後のキャリアについて、提案してみたいと思います。

社会復帰について

まず、自分がどうしてうつ病になったのか真剣に、これ以上ない程に考えて下さい。

そうすると2つのパターンが見えてきます。

職場の人間関係がうつの原因だった

これが大半だと思われます。

仕事自体はこなせるけれども職場の人間関係が問題というパターン。

パワハラ・セクハラ・いじめの類です。

この場合、休職中なら復帰後別の部署に異動させてもらうか、それがかなえられなければ転職しかないです。

復職したとしても問題は解決されていないので、うつ病がぶり返しますし、受けるストレスは以前よりもきつくなるでしょう。

仕事自体がうつの原因だった

このケースは過剰なノルマやハードワークが原因です。

同じく休職中なら別部署への異動、さもなければ転職です。

ハードワークな職場でもうつ病発生がほとんど無い会社もありますが、マネジメントがきっちりしていて、パワハラ的な要素がないのでしょう。

あるいは仕事がきつくても職場の人間関係が良好だから、みんなで頑張れるパターンですね。

でも、うつ病になってしまったという事は、仕事の強度が自分にキツ過ぎたという事です。

人間関係が良好ならうつにならないし、もし仮に人間関係良好でうつになった場合(聞いたことがないですが)は復帰した後、みんなに気を遣わせるので居づらくなるでしょう。

複合パターン

ほぼ全てがコレです。

過剰なノルマに伴うパワハラやギスギスした人間関係。

こういった会社は休職なんてさせてくれないケースが多いので、うつ病=退職となるので転職するしかないです。

僕の場合はコレでしたが休職させてもらえました。

人事としてはそのままフェードアウトさせるつもりだとしても(笑)

転職するのならどうする?

なんだ、結局転職して環境を変えるしかないのかといった声が聞こえてきそうですが、嘘偽りない事実ベースの真実です。

よほどのホワイト企業でも無い限り手厚く社員を助けてくれませんし、そういった企業でうつ病になる事は珍しいでしょう。

ちなみに僕が考える手厚く社員を保護するとは下記の3点です。

  • 休職を認めてくれる
  • 復職後の社内でのキャリアの相談を受けてくれる
  • 復職後の居場所がある

まさに、あったらいいな!ですね(苦笑)

さて、転職するしかないという所ですが、次が「どこへ」と「どうやって」の問題です。

どこへどうやって転職するか?

これは自分の中を掘っていって、見極めるしかありません。

転職には自分の学歴や前職が関係してきますが、それを一番先に考慮するのではなく何がやりたいかが重要です。

やりたい事があれば、それが出来そうな会社に応募すればいいのです。

大体において体を壊すなどして退職した人は、同じ業種ではなく別業種に転職し、元の仕事で得た知識ノウハウを無意識に合体させています。

ビジネス誌でインタビューを受ける人の経歴には、病気が原因で退職し・・・云々とあって、珍しい事でありません。

しかし、ほとんどの人にはいくら考えても特別やりたい仕事があるとは、思えませんし、自分が出来る事と転職後の待遇が気になるでしょう。

だから前職と同じような会社に入り、同じようにつらくなってしまうケースが多いです。

そこでまず視野を広げる為に下記のリンク先にある表をご覧ください。

職業一覧表

世間には沢山の職業があります。一説では3万種類もの仕事があるようですからこれでも分類としてはおおざっぱだと言えます。

例えば表の中にあるルートセールス員だけを例に挙げても、工場に消耗品を売りに回っている機械工具商社と、レストランをまわって新製品を紹介する食品会社ではまったく仕事内容が違います。

だから表をざっと眺めてピンときたものをメモしておいてから、その職業について検索して知識を深めます。

そして、どんなことが出来るか、どんな毎日を過ごしたいか考え、仕事の内容とすり合わせします。

もちろん、自分にとってなじみの無い仕事ですから、想像上の自分で良いです。

そうやっていくつか候補が出来たら社名で検索して応募!ではなくて、転職サービスに登録します。

絶対に自己評価を落としてハローワークに行かないで下さい。

ハローワークに行くのは失業手当の給付を受ける時だけです!

転職サービスとしては面談ありの転職会社が良いです。

履歴書と職務経歴書を持って面談すると、転職会社の方が条件に見合った会社をピックアップして勧めてくれます。

自分では思ってもみなかった会社や仕事を紹介される事もあるので、自分では気づかない自分の持ち味や特性が評価されることも珍しくありません。

あるいは転職説明会に行くのも良いでしょう。

農業とかIT業界とか説明回ごとにテーマがある方がいいです。

新卒では無いのですから巨大過ぎる合同説明に行っても得るものは少ないです。

こうして徐々に元の社会生活に復帰していきます。

僕の場合は転職会社経由で数社面接を受けて、そのうちの一社に入社したという形です。

色々自由にやらせてくれるので不満は全くありません。

うつ病復帰後に大きく人生を変える方法

こちらのケースはこれまで生きてきた方法とは、大分違う方法で人生を切り開く方法です。

それは、地方移住と独立です。

そもそも満員電車やネクタイ、会社組織が嫌いなんだ!という事を強烈に意識してしまった人は転職すべきでは無いです。

どうやったら雇われずに食べていけるかを真剣に考慮すべきですから、当座の生活費の為に雇われて働く必要があっても、そこを抜け出す方法を考えるのです。

そうでなければ、軽い抑うつ状態が一生続くことになります。

実のところ、うつ病がきっかけで独立してフリーランスになった人は結構多いですし、うつ病にまでならなくても会社に嫌気が差して独立するケースもあります。

うつ病からの社会復帰を考えている段階で、独立だとか地方移住というのは、まるで火星旅行の話をしているようで現実感がないかもしれません。

しかし、何か食べていくためのスキルさえ身に付ければ独立はかなり近いです。

同じような仕事を別の会社でする事がベストとは限らないのです。

何しろ日本の個人自営者は600万件もありますから、労働人口の11%程です。

学校で言えば1クラスに3、4人位は自営業者なのです!

元々自営業は珍しい存在ではありません。

そもそも町のラーメン屋や、金物屋、本屋、食堂だって自営業者なのです。

雇われて給料をもらうだけが人生ではありませんから、強烈に会社嫌いを自覚し、うつ病を人生の転機と捉えるなら独立する事は十分に選択肢となり得ます。

そして居場所を変えてしまう事も選択肢としてありです!

みんな東京や大阪などの大都市圏で働きたがりますし、実際地方には職が無いと言われますが見方が違います。

地方にはネクタイをしめてオフィスに通勤するような仕事が少ないというのが正しいです。

みんなサラリーマンになるのが普通で安定していると思っている。

実のところ、僕は農業をやろうかと本気で考えて新・農業人フェアなどの、農業特化の転職説明会に参加したことがあります。

ウェブマーケティングやってたし、地方の農産物をネットで売ったらどうだろう、給料が下がっても家賃は安いし生活コストが低いだろうな、移住の補助金なども給付されるようだし、いいな!という訳です。

兎に角もやもやしたまま未練を残すのは嫌いなので、ホントの情報を取りにフェアで色々と質問をした結果、濃密な人間関係と早起きが必須という事がわかり諦めました(笑)

これも自分の特性を見極めるため。

理想の農業とか理想の地方移住生活のような、地に足のつかないロマン生活を切り捨てる上で役に立ったと言えます。

こうしてだんだんと自分にとっての今後の人生について、考えを固めていくのです。

回復後のキャリアについて思いを馳せるという事は、回復目前ですから、焦って変な選択をしないようじっくりと、今後の人生について考えてみて下さい。

そしてうつ病で休んでいる、あるいは失業しているからといってあちこち出歩いて悪い事はありません。

復帰に向けて努力しているのですから、うつ病患者は家で暗い顔してずーっと寝てろ!という意見の方がおかしいし、自然と自分が病人らしい振る舞いをしてしまう事はもっとおかしい。

復帰=元の職場、仕事=会社員と捉えるのではなく、もっと広く視点を向けてみましょう。

そして専門家と面談して意見を貰いましょう。

それが回復後の人生を考える上で大事な事です。

→ 再就職についてのサービスまとめ

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