うつ病を会社へ報告する方法!休職手続きと失業給付金について

黒の机の上の重要な法的文書に署名の弁護士のレトロなイメージ

うつ病である事が判明し、会社で働き続ける事が出来ないと悟った時、
どうすればいいのでしょうか?僕の例を紹介します。

僕の場合はうつ病だと分かってから実際に休職するまで、
結構時間がありました。

メンタルクリニックで診察を受けて薬を飲んでいれば、
治るだろう、という目論見でいたのですが結果は失敗でした。

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では、どういう手順を踏んで休職したのかというと、
極めて単純です。

ただし、いくつか押さえておくべき点があると思うので解説します。
会社のタブーを破ると面倒なことになりますからね。

正規の手続きを踏む事

うつ系の情報発信をしている人の中には、ある朝起きられなくなって、
そのまま出社せず、なし崩しで休職にはいった人もいるようですが、
これは同僚に迷惑ですし、復職しずらくなるのでお勧めしません。

正規の手順を踏めば自分の落ち度が無くなるので、
会社とも話しやすいのです。

そして何よりも先にすべきことは上司へ報告です。

いきなり人事部にいって休職したいとか、そんな事をしてはいけません。
上司の管理能力が疑われますし、
メンツが潰された上司との人間関係が悪くなるからです。

報告を受けた上司は人事に連絡します。

僕の場合は上司に報告後、
まず人事と2人で面談をして休職したいという方針の結論を出し、
最後に上司・人事・僕の3人で面談して正式決定となりました。

所要期間としては3日で、次の週から休職に入れました。

おそらく僕の状態については抜けた穴の事も含めて、
事前に上司が把握していたせいでしょう。上司有能。

そして上司に報告する前に会社の規約をキッチリ読んでおく事が大事です。

僕の勤めていた会社では100ページ程の就業規約が1人1冊配られているので、
その中の休職に関する項目をチェックしておきました。

キッチリした就業規約自体が分からない会社もあるかと思いますが、
閲覧可能な状態であるのなら必ずチェックしておきます。

・・ホントは社員に就業規則知らせないなんて違法なんですけど、
ワンマン中小企業はこんなものですよね。

次に気を付けておく事は、
自分からこうこうこういう規定になっているから活用したいと、
権利意識から入っていかない事。

労働契約上は規約に記載されている権利を行使する事に、
なんら制限はないのですが、決まりを運用するのは人間です。

コイツ制度にただ乗りするつもりだ、とか悪印象を持たれないようにする事です。

実際の会社の人間関係なんて感情で動いていますから、
権利とか労働基準法なんかで殴り合いしたってロクな事になりません。

下調べしておいても自分から○○って書いてありますよね?みたいな事を
面談中に言うのは出来るだけ避けます。

ただ、下調べしていないで面談すると真剣味が足りないと思われますし、
内容を前に押し出せばムカつかれる、非常にストレスを感じると思いますが、
電話で「すみません、今日出社できません」から休職に入ってしまったら、
その後はフェードアウトしか道は無いです。

ちなみに僕の上司や人事部長は休職にはいった僕を復職させず、
フェードアウトするよう仕向けていたらしいですが、なんとか戻れました。

復職しても別部署の閑職に回されて、遠回しに退職を勧められましたが、
この期間に給料を貰いながら転職活動をしたのです。

復職を目指してうつ療養するのであれば、必ず瑕疵無き正規の手続きを踏みましょう!

上司から人事というオフィシャルなルートで手続きを踏めば、
部署の掲示板などで告知してくれますから、抜けた穴の分の仕事も業務命令として、
同僚がやってくれるでしょう。

退職する場合のコツ

この時に、会社には余裕が無いとか、
休職の取り決めが無いからといって解雇される事もあります。

キツイ事をいいますが、誤魔化しても事実は変わりません。
中小企業で働いている人は会社への報告=解雇の可能性を覚悟して下さい。

この場合は退職に際して会社都合退職との書類を書いてもらいましょう。

僕の場合は人事と相談し会社都合退職にして貰いました。
その理由は「労務提供が出来なくなった為」です。

会社としては会社都合退職にすると労働基準局が~という意見があるようですが、
タダの噂だと思われます。

そして会社都合で退職となるとクビを連想させるから、
転職に差し支えるとか思うかもしれませんがほとんど関係ないと思います。

どの道、次の会社への転職の際には退職理由を正直に話す必要がありますし、
うつ病にかかって労務提供できずに退職したと言えばいいだけです。

自己都合退職したところで、転職時には待遇か人間関係が原因だと思われますし、
そもそも前の会社の退職理由を聞かれても、
扱いが自己都合か会社都合かなんて聞かれたことはありません。

なにより自己都合退職扱いだと3か月の間は失業給付金が貰えない事が大きいです。

うつ病→退職→お金ない→生活保護、まで思考がとんでしまう人もいるようですが、
会社都合退職なら次の月から最大で6か月は失業給付金が出来るので療養に専念できます。

一応制度のルールでは一か月に2回は就職活動をしなくてはいけない事になっていますが、
ハローワークの求人検索機でリサーチする事も求職活動に数えられます。

とにかく給付金の認定と合わせ、最低月2回ハローワークに行くことだけを
こなせば失業給付金は支給されます。

これくらいならうつ病でも十分可能ですし、療養の邪魔と言うほどの事はありません。

うつ病になると判断力が低下しますから、
視野が狭くなり直近の苦痛をさける姿勢になります。

しかし絶対に大事な点だけはきっちり抑えて療養と、
その後につなげられる環境を確保しておきましょう。

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