うつ病と糖質制限の関係について【経験談】

パンと米 うつ病
パンと米

今回は抑うつ状態やうつ病と糖質制限の関係について書いてみました。
糖質制限についてはかなり確信をもってお勧めできますが、
誤解が多いのが残念です。

そもそもどうして糖質制限をするのか、というと理由は2つです。

1つが脂肪を落としたいから、いわゆるダイエットです。
もう1つは糖質の摂取を減らす事でうつ病を治したいから。

世間的にはダイエット目的の糖質制限が主流ですし、
ライザップが有名ですね。

物凄くキッチリとした食事制限と追い込むトレーニングが特徴で、
結果にコミットするという宣伝文句に偽りはありません。

そして実践者が多くなったことで経験談も沢山見つかりますが、
その中でトレーニング期間を終えたらストレス発散で食べ過ぎてしまって
余計太ってしまったというものも見つかります。

きっちりした糖質制限から、ゆるい糖質制限生活に以降した僕としては、
リバウンドはあくまでも個人の資質の問題だと考えているので、
ライザップは痩せるけど、リバウンドするという意見については賛成できません。

ほとんどのケースでライザップ終了後の食べ過ぎが問題に思えます。

糖質制限と体験談について

糖質制限とは食品に含まれている糖質をカットした食生活をする事です。
糖質というと砂糖ばかりをイメージしますが、
食べた後で体内で糖に変わるものは全て食べません。

つまり、砂糖だけではなく、炭水化物(小麦粉や米)をカットするのです。
この結果、パンやごはん、麺類を食べる事は出来なくなりますし、
コーンスープのような穀物が含まれる料理や、
健康にいいと思われがちなフルーツもアウトです。

代わりに大豆製品(豆腐や大豆の粉で出来たパン)、チーズ、
肉・魚・野菜・ナッツはいくら食べても良いです。

脂肪の付いた肉をいくら食べてもいいという点が特徴で、
焼肉も砂糖が含まれるタレでなく、塩で食べるなら問題ありません。

悪いのは脂肪ではなく糖質なのです!

シュガーカット(砂糖カット)よりも大分食べられるものが制限されますが、
その効果は迅速かつはっきりと実感できます。

だいたい3日位でやたらと米やパンが食べたくなりますし、
個人的にはコーヒー牛乳を飲みたくて仕方なかったです(笑)

でも、一週間もすると慣れて食事の量が減ってきます。

不思議な事に米やパンを食べなくなると、空腹感を感じづらくなるのです。

その結果、満足するまで食べても体重が減ってきます。
特徴としてはお腹周りから先に脂肪が減ります。
これは糖質制限をする人に共通しています。

そして大事な点として、
うつの時に何となくぼんやりしていた目や頭がすっきりとしてくるのです。

僕が糖質制限を始めたのは純粋にうつ病で休職していたら太ってしまったので、
スーツが切れなくなったら困る、早く痩せたいという一心でしたが、
頭がシャキっとする効果は予想外でした。

その後、砂糖について調べたところ、うつの原因では無いかとも感じ、
筋トレなどの運動と糖質制限を行えば、
うつ病から早く復帰できると考えているのです!

うつ病と糖質制限

うつ病の薬は勝手に減らしたり止めたりしてはいけませんが、
糖質は自分の意思でカットしてもOKです。

うつ病の人は糖質制限を行うべきだと強く感じます!
なにしろ、サプリや健康食品を買う必要がありません。

単に食べ物を変えるだけですから、特殊な事は必要ないのです。
近所にローソンがあれば糖質制限には最高の環境です。

それに抑うつ状態の人やうつ病の人は食欲は無いと言いながら、
甘い飲み物や菓子パン・お菓子の類を食べている人がかなり多いです。

僕が知る限り医師もあまり食べ物については訊ねないようですから、
問題意識を持っている人は少ないでしょう。

まずは、それら間食や砂糖カットをしてみて下さい。

砂糖を食べ過ぎるとうつになるのは本当?理由を調べてみた【依存症】

砂糖の多い間食を止めると次に食欲がわいて、
ご飯などの主食を食べられるようになりますから。

その後でご飯やパン類を全てカットします!
どうしてもきついという人はまずは夕飯だけは絶対に糖質カットします。

夕飯の糖質制限がもっとも影響が大きいからです。

そしてご飯の代わりに、豆腐やチーズ、ナッツを食べて、
意識的に肉食をするのです。

すると、本当に一週間くらいで体調がガラッと変わってくるのです。

太っていない人でも、あるいは肥満の程度にもよりますが、
数日で腹回りが閉まってくるのが実感できるでしょう。

糖分が無いと頭が働かないとか、脳が糖分を消費するとは、
よく言われていますが真実の一部に過ぎないでしょう。

これらは糖質を摂取した後の血糖値が上がった状態を差しているのだと、
僕は解釈しています。

この状態で上がりすぎた血糖値を下げる為にインシュリンが分泌されるから、
血糖値が下がって食後のだるさや眠む気に襲われるのです。

血糖値が急激に上がったり下がったりするのは好ましくないですし、
インシュリンを分泌する膵臓に負担がかかります。

実際に脳が糖質を必要としている事は確かですが、
それは脂肪から作る事が出来るので、
砂糖や炭水化物の形で摂取する必要はないといえるでしょう。

そして何より今でも僕は糖質制限を続けていますが、
以前より大分頭がすっきりしていますし、物忘れも無くなりました。

抑うつ状態やうつ病の人は砂糖カットから糖質制限を行ってください。

お菓子をだらだら食べ続けるような習慣がある抑うつ状態や、
うつ病の人には効果てきめんです。

きっと良い結果が出ると確信しています。

具体的な糖質カットの方法については別記事で解説したいと思います。

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