うつ病の相談が出来ないだって?どこで受け付けてくれるのか?

黒の背景に分離された古代ギリシャの彫像の頭

先日、うつっぽいけどメンタルクリニックに行きづらいという相談を、
受けました。病院に行く前に相談したいという人は結構多いみたいですね。

あー、分かります、僕も初めてメンタルクリニックに通うまで、
かなり躊躇しましたから。

うつ病のイメージが凄く悪くて、
病院にいったらヤバい人がいっぱいいるとか、ヘンな薬を出されるとか、
自分が「アタマがおかしい人」枠に入ってしまうのではないかという
懸念がありました。

これは全くの取り越し苦労の被害妄想で、
自分の偏見が裏返しになっているだけなのですが、
事前に相談したいという気持ちは分かります。

そこで調べてみたところ、
今はうつ病の相談を受け付けてくれるサービスがいっぱいあるみたいです。

自分にとってハードルが低いものを選ぶと良いでしょう。

厚生省こころの耳

国のサービスですね。利用はもちろん無料。

こころのみみメールとこころホットライン(電話対応)の2つがありますが、
メールは1000文字以上送れません。

抑うつ状態の人は思考がまとまらず、
ダダ漏れになって長文化する傾向がありますからメールを書きながら、
自分の思考をまとめてましょう。

そしてこのメール相談窓口では、病名の診断や治療方法の提示、
現在受けている医療の是非の判断など、
医療行為にあたる内容、並びに法律、税務等専門的知識を有する相談には、
対応できかねますので、ご了承ください。

・・・との事ですから、注意して下さい。

また、医療機関をあっせんしたり社会保障関係(退職金とか休職とか)には、
対処しません。

サイトをよく読んでみるとパワハラ関係は別サイトで相談するようにと、
書いてありますから、
社内のパワハラや人間関係などで抑うつ状態になったという相談をした場合、
窓口が違うという事になります。

縦割りですよね、仕方ないとは言えこれでは片手落ちです。

なんというか、クレーマー対処の文面だと思うのですが、
こんなにガチガチな前振りがあるのだったら、
最寄りのメンタルクリニックに相談しろ・・で、終わりそうな予感。

ま、お役所ですからあまり期待せずに利用してみましょう。

こころの耳

いのちの電話

こちらはもっと追い詰められた人用で、自殺防止のための電話サービスです。
問題解決というよりもひたすら苦しい心の内を受け止めてくれます。

僕の同僚は何も言わずにある日、自殺してしまいましたが、
こういったサービスで愚痴をぶちまけたりすれば
大分結果は違ったのではないかと思います。

そもそも、職場でつらいとか意思表示してもみんなつらいとか、
甘えるな的な対応をされるから、相談なんて出来るものではないんですよ。

職場でカミングアウト出来ないという事をひっくるめて相談したいのですから。

いのちの電話

精神福祉センター

全国各都道府県にある健康福祉センター(保健所)のサービスです。

日本全国をカバーする厚生省のサービスよりも守備範囲が狭く、
市ごとに連絡先の電話番号が違うなど細分化されているので
相談するならこちらが繋がりやすいでしょう。

うつの相談だけでなく、依存症など様々な相談窓口があります

元々うつ病の相談はその原因と切り離す事が出来ません。

ノルマなどのパワハラを受け続けて抑うつ状態になった場合、
パワハラ問題は労務と切り離して、うつ病だけの相談に乗るなんて不可能です。

また、やたらと処方される薬が多くて不安になるといった内容もありえますが、
医師の診察内容についての意見もNGとなると相談に一体何の意味が?

いかに厚生省のサービスが実情を無視したお役所的縦割りかというのがよく分かります。

精神福祉センター

メンタルクリニック→病院

これが結論です。

メンタルクリニックに行く前に・・・とか考える前に足を運んだ方がいいです。
今では診察のハードルは凄く低いのですから素人考えで悩んだり、
躊躇するのは時間の無駄です。

僕の場合は先に個人経営のメンタルクリニックでの診察を経て、
大学病院の精神科で精密な検査をしました。

メンタルクリニックで相談して、数か月薬を処方してもらった後、
早く治したいから精密検査がしたいし、
会社に書類を提出したいと相談すると、
大学病院への紹介状を書いてくれたのです。

その結果、大学病院でのMRIや血液検査の結果を踏まえて、
クリニック通いの頃とは処方される薬も変わりました。

最初から一番自分にあった処置をして貰えることが早期の回復に繋がります。

もっとも、最初から大学病院の精神科に外来で行けばいいではないかという意見も
ありますが、設備の整った大きな病院では紹介状が無いと受診出来ません。

大病院の精密検査を踏まえた治療を受ける為には、
まずクリニックで紹介状を書いてもらう必要があるのです。

もちろんクリニックで受けた処置で体調が良くなるのであれば、
時間とお金が余分にかかる大病院での診察を受ける必要はないでしょう。

悩みを切り分けよう

ここまで相談窓口について説明してきましたが、
相談する側、困っている側の心構えとしては最低限悩みは切り分けておきましょう。

  • 抑うつ状態の対処なのか
  • 抑うつ状態になった環境の事なのか
  • 治療に関する意見なのか
  • うつ病で休職する際の相談なのか?

ようは自分が何を不安に思っていて、
何について回答してもらえば相談が終了するかって事を明確にしておく事です。

これは問題解決についての結論が出たら、という意味では無く、
相談の段階での完了条件ですね。

自分でもモヤモヤしているような事をそのまま相手に伝えると、
親切な相談相手は色んなリアクションをしてくれます。

○○ではないんですか?
○○だと思っているのですね。
私は思うに○○さんは○○な状態なのかもしれません・・・等。

こういったリアクションから、
自分でも分かっていない何かを引っ張り出してもらおうという人はかなり多いですが、
相手に負担が大きいですし、時間もかかります。

出来るだけ自分で整理しておく事が大事です。

何となく相談・・・・・では効率が悪いですし、
自分も相手も困惑するばかりでしょう。

抑うつ状態で弱って思考力が落ちているからと言っても、
相手も沢山の相談者を相手にしているのですから、
同情・共感して欲しいだけというのは流石に問題だと思います。

僕はうつ病から復活した経験者ですが、
全ての抑うつ状態の人に同情的という訳では無いですし、
自分の意識を変えないとうつ病は寛解しないと思っています。

だから「目に見えるカラダから」始める事を重視するのです。

最低限、何がはっきりしたら次に進めるのか?

相談する時は事前にハッキリさせておくと良いですよ。

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